美しい景色とは裏腹に、冬の美瑛の環境は凄く厳しいです。
冬の時期に美瑛を訪れる際は、事前準備が必要になります。
本記事では、冬の美瑛を快適に楽しむための服装・装備・移動の注意点をまとめます。「濡れない・風を切る・滑らない」の3点を注意し、快適な冬の美瑛観光をお楽しみください。
目次
美瑛の冬の気温と積雪
まずは基礎知識から。美瑛は内陸性で放射冷却が強いため、朝夕の冷え込みが厳しくなります。
過去には最低気温 −33.2℃(1985年1月24日)を記録。温暖化の影響があるとはいえ、真冬は−10℃を下回る日が多いのが実情です。前夜に晴れて風が弱いと、日の出直後が一日の最寒になりやすいので対策が必要です。
月別の目安(1991–2020年平年値)
| 日最高気温 (℃) | 日最低気温 (℃) | 日照時間 (時間) | 最深積雪 (cm) | |
| 11月 | 5.6 | -2.9 | 60.1 | 23 |
| 12月 | -1.6 | -10.8 | 47.9 | 48 |
| 1月 | -3.9 | -14.8 | 67.5 | 65 |
| 2月 | -2.6 | -14.7 | 83.2 | 78 |
| 3月 | 2 | -9.1 | 122.1 | 7 |
引用:気象庁HP

ベストな服装
観光スタイルで装備は変わります。着脱しやすい重ね着を基本に、体感温度(風)も見て調整を。
※美瑛観光でスニーカーは厳禁。転倒・浸水のリスクが高いため、防水のウィンターシューズを。最低でも防水仕様+滑りにくいソールを選びましょう。
外の滞在が短い場合(車でスポット巡り中心)
ポイント
外気に触れる時間は短いが、防寒は必要。屋内は暖房で暑いことがあるため体温調整しやすい重ね着を。乾燥対策にリップ・ハンドクリームも。
目安装備
・アウター:保温性のある防風(フード推奨)
・中間着:フリースや薄手ダウン1枚
・下半身:厚手パンツ(裏起毛など)
・足元:防寒防水ブーツ(滑り止めソール)+厚手ウール靴下
・小物(あると良い):ニット帽/ネックゲイター/手袋
外の滞在が長い場合(屋外散策・長時間撮影)
ポイント
長時間、外で活動する場合は、しっかりとした防寒対策が必要になります。こちらも着脱が容易で体温調整ができるような重ね着スタイルが基本です。風対策+汗冷え対策が鍵になります。
目安装備
・アウター:防風防水(ロング丈・フード付が安心)
・中間着:フリース や薄手ダウン(屋内で脱げる前提)
・肌着:吸湿発熱やメリノ系(ヒートテックなど)
・下半身:裏起毛パンツ+タイツ(ヒートテックなど)
・足元:防寒防水ブーツ(滑り止めソール付き)+厚手ウール靴下
・小物:ニット帽/ネックゲイター/手袋(インナー+防水アウターの二重推奨)

移動手段別の注意
車(レンタカー)
・タイヤ:スタッドレス必須(予約時に装着確認)。
・運転:急ハンドル・急加速・急制動は避ける。橋上や峠は凍結しやすいので速度抑制。
・天候:降雪直後は視界低下。夕方はホワイトアウトに注意。視界喪失時は無理に走らず、安全な場所に停止+ハザードでやり過ごす。
バス+徒歩
待ち時間に体温が落ちやすいため、風裏で待機・こまめに体を動かす。
停留所~遊歩道の足元は要注意。地元でも徒歩移動は少なく、圧雪されていない/アイスバーンの箇所が残ることあり。
歩き方
・新雪:沈む→ローカット靴だと浸水・冷えやすいです。
・圧雪:グリップ○。できるだけ圧雪路を選びましょう。
・アイスバーン:最も警戒する場所です。歩幅を小さく、足裏全体で荷重し、急な方向転換はしない。
・駐車場:融けて凍り直したブラックアイスが多く、特に注意が必要です。

安全・マナー
・立入禁止エリア・農地への踏み込みはしない
しばしば農地侵入や青い池への着水などが問題なっています。農地侵入などが続けば、丘の風景の見学さえできなくなる恐れがあります。冬は境界が雪で見えにくく、意図せず農地侵入になりがちです。景観保全のためにも雪原へむやみに入らないこと。
・ゴミは必ず持ち帰り(風で飛びやすい)
青い池などの人気スポットでは、ポイ捨てと思われるゴミが多く散乱しています。積雪時は雪で埋まってしまうため、わかりづらいですが、雪解け頃になるとゴミの多さに驚かされます。ゴミは必ず持ち帰るようにしましょう。
・ドローン規制・飛行マナー順守
美瑛町ではドローン(無人飛行機)による飛行、空撮は原則禁止されています。国土交通省及び管轄航空局長から飛行にかかわる許可及び申請承認を受けたもので、かつ地権者の同意を得たものに関してのみ使用が許可されます。
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